ティシュラーで扱っている「メープル材」は主に、北米産のハードメープル材を使用しています。
厳しい寒さに耐えて成長したメープル材は衝撃や摩擦に強い重硬な素材で、ボウリング場のピンや野球のバットにも使用されます。
また、明るい乳白色から経年により飴色に変化していく光沢のある繊細な杢が特徴で、その美しさからピアノの枠板やバイオリンの背板などとしても使われてきました。
TAMAGOシリーズでは、タマゴの殻から連想される明るい色の樹種として、この艶の美しい上品なメープル材を使用しています。

脚のデザインは、TAMAGO型の天板に合わせて丸脚で。
70×70mmの立方体から削り出した贅沢なメープルの厚材です。
脚裏には調節可能なアジャスターが付いています。

みんなで円を組んでワイワイ話す時は、やはり円形が良いと思いませんか？
家族が向かい合って団らん出来る、シリーズ名の由来にもなっているタマゴ型。
楕円形なのでまんまると比べると奥行方向の場所を取らず、お洒落なタマゴ型がお部屋のアクセントにもなる、実用性とデザイン性を兼ね備えた賢いカタチです。

横幅1350×奥行1150×高さ700mm。（4～5人用）

「無垢材は呼吸をしている」とよく言われますが、詳しく説明しますと「吸湿発散性に優れている」という意味になります。
梅雨などの湿気の多い時期は湿気を吸い、乾燥する時期には湿気を吐き出してくれるので、お部屋の中を心地よい湿度に保つのに効果的です。
しかし同時に、木材内部の湿度が変化するという事でもあり、乾湿の差が顕著になりますと反りや縮みが生じます。
無垢材には避けて通れない現象ですので、家具工房としては「出来るだけ反りが発生しない様に」という観点から様々な工夫を凝らしています。
天板裏には反り止めの鉄板を入れており、脚裏にはアジャスターを入れてガタつきを防止する等しています。
無垢材を中心に扱う家具工房だからこそ、出来る工夫を凝らしています。

ティシュラーの家具は木本来の温かみを大切にしたいので、「自然塗料」でオイル塗装をしています。
木の風合いを損なわない自然な仕上がりが好評ですが、木の表面に塗膜を張らないので水シミへの注意が必要でもあります。
そんな点をカバー出来る『ガラスコーティング加工』をオプションにてご選択頂けます。
木本来の風合いを損なうことなく、シミや汚れに強くなります。

2度塗りをして更に効果を高めています。

※シミには強くなりますが、「完全に」防ぐ加工ではございません。汚れはお早めにお拭き取り下さい。

※コーティングは天板のみとなります。

ティシュラーの家具は、全て亜麻仁オイルを主成分とした自然塗料を使用しています。 一般的に80℃程度の温度で抽出されるオイルですが、天然酵素を壊さない様に40℃の低温（コールドプレッシング法）で時間をかけて抽出したオイルは、食品レベルの安全性を保ち、木を保護する力を高めてくれます。

ご依頼を頂いてから自社工房の職人よる手造りで、ひとつひとつ丁寧に製作しております。 その分お届けまでに1ヶ月半程お時間を頂いてしまいますが、心を込めてお造り致しますので楽しみにお待ち頂けますと幸いです。